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脂肪吸引による傷跡について

脂肪吸引の手術では皮膚の切開を伴うために必ず傷跡が残ります。美容目的で脂肪吸引するのに傷跡が目立っては本末転倒です。傷跡を残さないようにクリニック側ではどんな工夫をしているのでしょうか。また、いつまでも目立つ傷跡はどうすればいいのでしょうか。

どんな傷跡がどこにできるの?

脂肪を吸引するには「カニューレ」という管を体内に入れなければいけません。カニューレの直径は3~4㎜ほどなので、脂肪吸引の手術では余裕を持って6~20㎜ほどの穴を空けます。

手術後は傷口を糸で縫い、おおよそ1週間後に抜糸です。しばらくは赤みが残りますが早ければ3ヶ月、遅くても1年経つと白い線状に変わって目立たなくなります。

手術の際には傷跡が人目に触れにくいような箇所に穴を空けます。例えば顔であれば顎下や耳たぶの裏、二の腕なら肘、背中なら脇です。

脂肪吸引が広範囲に及ぶと穴を空ける箇所は複数になり、お腹なら2~3ヶ所で背骨周りにも2ヶ所ほど空けます。太ももは尻たぶの下や太ももの付け根、膝などです。

ただし、これらは必ずしも脂肪を吸引しやすい箇所ではありません。時には傷跡を目立たなくするよりも脂肪の吸引しやすさを優先する場合もあります。カウンセリングでは、どこにどれくらいの傷跡ができるのか確認しておきましょう。

傷跡が残らないようにするには?

多くのクリニックでは脂肪吸引で傷跡が残らないようにさまざまな工夫をしています。

例えば傷口は目立たない場所に作るだけでなく、できるだけ皮膚のしわ(皮膚割線)と一致するように心がけます。

手術中は傷口をシースやスキンポートなどのプロテクターで保護し、カニューレとの摩擦で炎症を起こすのを防ぎます。さらに傷口は表皮だけでなく真皮も縫合するときれいに仕上がります。真皮の縫合は形成外科医が得意としているところです。

もちろん患者側のケアも必要です。傷口を保護するためのテープは医師の指示に従って貼ります。基本的には24時間貼りっぱなしで、自然にはがれたタイミングで替えることになるでしょう。

傷跡が肌色に近くなるまで続けるのが理想です。たとえ気になっても触ったりこすったりしてはいけません。

医師の指示が無いのに、自己判断で市販の塗り薬や絆創膏を使うのは避けたほうが無難です。自然に治ろうとする力を妨げたり逆に悪化させたりして、かえって傷跡が目立ちやすくなってしまいます。

傷跡が残ったらどうすればいいの?

どんなに医師の技術が優れていても、患者の生活習慣や体質により傷の治り方には個人差があります。一般的に脂肪吸引では1%未満の確率で傷跡が赤いままだったり、盛り上がったりするケースがあります。

特に関節など皮膚の伸縮が頻繁な箇所で多く見られるようです。

1年経っても傷跡が目立つようであれば、脂肪吸引を受けたクリニックに相談してみましょう。レーザーで削ったり、ステロイドを注射したり、色素を薄くする塗り薬を処方したりしてくれます。

特に効果的なのが傷跡の修正手術です。傷跡を切除した後であらためて縫合します。新たな傷跡は数ミリ程度長くなりますが、医師の指示に従って正しくケアすれば目立たなくなるはずです。無料でおこなってくれるクリニックもありますが、有料の場合は2~10万円程度かかります。

ただし修正手術も万能ではありません。ケロイド体質のようにどうしても傷跡が赤く盛り上がってしまう場合もあります。心当たりの有無を問わず、手術前には検査してもらいましょう。その上で脂肪吸引を受けたほうが納得できるはずです。

脂肪吸引の傷跡は医師の技術や患者のケアによって目立たなくすることができます。カウンセリングを受けるときは傷跡の対策も丁寧に取り組んでくれるか必ず確認しましょう。修正手術もおこなえますが、傷跡を残さないためには初期対応こそ重要です。