初心者のための脂肪吸引マニュアル
初心者のための脂肪吸引マニュアル
初心者のための脂肪吸引マニュアル
公開日: |更新日:
脂肪吸引で気になるのが、傷が残らないのかということ。美しくなるための施術なのに、大切なお肌に傷がついてしまっては本末転倒に思えるかもしれません。
そこで今回は、脂肪吸引は傷が残りやすいのか、そして傷を残さないためにはどうすればよいのかを解説します。
脂肪吸引には様々な施術方法がありますが、多くの場合体に小さな穴を開けてそこからカニューレ(医療用の細い管)を差し込み吸引します。部位によっては、シリンジと呼ばれる注射器を使って脂肪を除去することも。
そのため、メスで大きく切開する普通の手術よりも傷は残りにくいと言えるでしょう。ただし傷跡の残りやすさや治るまでの期間には個人差があります。
「たとえ小さな傷でも気になる」という方は“腕の良い医師を探す”、“術後のセルフケアをしっかりとする”などの対策を講じましょう。
脂肪吸引の仕上がりを左右するのは、執刀医の腕の良さと施術経験です。小さな穴から細い器具を差し込んで脂肪を吸引する繊細な施術ですから、成功させるには高度な専門知識と技術力を要します。したがって様々な部位の脂肪吸引に対応してきた実績があり、なおかつ手先が器用で医学知識も豊富であることが条件となります。
脂肪吸引の施術経験が豊富だからといって必ずしも技術力が高いとは言えませんが、多くの場合は比例するものです。
信頼できる良い執刀医を探すためには、口コミで評判を調べるだけでなく、その医師のホームページやブログを熟読することがお勧めです。その医師の経歴、美容外科医としての経験年数、累積施術数、専門医資格の有無などをチェックしてください。
また、本当に患者さんのことを考えている医師は、対応も丁寧なもの。ホームページやブログ上でQ&Aコーナーを設けて治療を考えている方の助けになるように努めている方もいれば、診察時も動画や図を活用したわかりやすい解説を提供している方もいます。カウンセリングでの対応を診て、確認しておきましょう。
脂肪吸引の仕上がりを左右するもう一つの要素は、術後のセルフケアです。いくら腕の良い医師に施術してもらっても、適切なケアを怠れば綺麗な仕上がりが得られません。
術後はなるべく安静にして、傷口に刺激を与えないように心がけましょう。激しく動き回ると、傷口が開いて治りにくくなるおそれがあります。
もっとも大切なのは、脂肪吸引した部位をきちんと圧迫することです。部位によって圧迫用の下着やサポーターを渡されるので、クリニックの指示通りに圧迫しましょう。しっかりと固定することで傷の治りが早くなります。
さらに傷跡の保護テープを使用することもお勧めです。保護テープの使用は、術後3ヶ月ぐらいまでが目安。傷跡と衣服の摩擦による色素沈着を防ぐのが目的です。
ただし体質によっては傷跡が残りやすい方もいます。傷跡を無料で修正するアフターケアを提供しているクリニックも増えていますので、気になる方は検討してみてくださいね。