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ライポソニックス

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メスを使わずに超音波の力で脂肪細胞を破壊する「ライポソニックス(liposonix)」が注目されています。1回1時間の施術で1サイズ減らせるのが魅力です。2012年1月登場と、まだ歴史が浅いライポソニックスについて詳しくご紹介します。

ライポソニックスの仕組み

超音波を使う痩身治療といえば「キャビテーション」が思い浮かぶでしょう。ライポソニックスはさらに高密度の焦点式超音波「HIFU(High Intensity Focused Ultrasound)」を照射して脂肪細胞を破壊します。HIFUは前立腺がんの治療にも使われる信頼度の高い超音波です。

照射したHIFUは表皮から1.3㎝ほどの深さに達し、上下合わせて1㎝幅の脂肪細胞を約60℃の熱で破壊します。熱が及ぶのは照射した部位の脂肪だけで周囲の皮膚や筋肉への影響はありません。

破壊された脂肪細胞は、「マクロファージ」という巨大な白血球に貪食され、徐々に体外へ排出されます。排出された脂肪細胞の分だけサイズダウンする仕組みです。

ライポソニックスのメリット・デメリット

メリット

ライポソニックスは皮膚の外側から超音波を照射するだけで、脂肪吸引のように皮膚を切開しないため傷跡は残りません。体の負担も最小限に抑えられます。

また1回約1時間の治療で効果が現れるので何回もクリニックへ通う必要が無いのもメリットです。リバウンドしづらく、仕上がりもボコボコしません。部分痩せも可能です。女性だけでなく男性も治療できます。

デメリット

熱を加えて脂肪細胞を破壊するため治療中はチクッとします。個人差はありますが全身麻酔を使える脂肪吸引よりも痛みを感じるかもしれません。

また皮下脂肪は最低でも2.3~2.5㎝の厚さが必要です。顔や首、ヘルニアがある部位は治療を断られます。当然、妊婦も照射できません。

アメリカのFDA(食品医薬品局)の認可を受けており、今のところ副作用の報告はありませんが、まだ治療例が少ない点は要注意です。

治療の流れ

クリニックではまずカウンセリングを行い、皮下脂肪の厚さをエコー検査で確認します。問題が無ければ脂肪のデザインを決め、HIFUを照射する順番を決めます。

ライポソニックスで一度に照射できる範囲は4.5㎝×4.5㎝です。これを1エリアとして複数あれば交互に計4回ほど照射します。

痛みがあるときは麻酔クリームを使うことも可能です。術後に再度診察を受け、アフターケアなどの説明を受けて完了です。

1回でどれくらいの効果があるのか

理論上ライポソニックスは1回の治療で約1インチ(2.54㎝)脂肪の層が減ってサイズダウンします。ただし治療後すぐに効果が現れるわけではなく痩身を実感できるまで2~3ヶ月ほどかかります。

HIFUを照射した部位は一時的に血行が良くなっているので、運動を取り入れるとより効果的です。なお治療から3ヶ月以上空ければ、同じ部位に再度HIFUを照射できます。

ダウンタイム

ライポソニックスの治療後は少し腫れや赤みが残り、患部が内出血を起こしたり筋肉痛のような違和感が残ったりする場合があります。必ず医師の指示に従ってケアしましょう。

他の痩身治療と違って入浴や運動、食事などの制限はなく、すぐに普段通りの生活を送れるようになります。内出血や違和感も半月経てば消えるはずです。

費用の目安

一度に照射できる1エリア(4.5㎝×4.5㎝)が料金設定の基準であり、クリニックにもよりますが税抜で30,000円が相場です。例えば腹部の場合は8~10エリア照射するので費用は税抜で24~30万円くらいになります。

他にも診察料や治療中に使う麻酔クリーム代など発生しますが、いずれも健康保険は適用できず100%実費で支払わなければいけません。モニターになって術後の経過を一般公開すると割引されるクリニックもあります。

痩身治療の中でも比較的安全で効果も出やすいライポソニックスは、人気の高まりと共に多くのクリニックで専用機器が導入され始めています。ライポソニックスを行っているクリニックを探すならインターネットを利用しましょう。

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