初心者のための脂肪吸引マニュアル
初心者のための脂肪吸引マニュアル
初心者のための脂肪吸引マニュアル
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二の腕の脂肪吸引の特徴をまとめました。手術時間やダウンタイム、料金、手術経験者の声など、参考にしてください。
二の腕は、ふくらはぎと同じで筋肉の割合が多く、脂肪が少ない部位です。ただ二の腕は、年をとるにつれて太りやすく、一度太ると痩せにくい場所でもあります。ノースリーブファッションで目立つことから、女性を中心に希望者の多い箇所です。
カニューレの挿入場所は、肘の後ろや脇の下などです。ここなら、カニューレの後が残る心配はほとんどありません。
二の腕の脂肪は面積が狭く、層が浅いため、手術は他の部位に比べて短時間で済みます。40分程度見ておけばいいでしょう。ダウンタイムは個人差がありますが、一般的には腫れが1週間程度続きます。
二の腕の脂肪吸引の場合、麻酔は局所麻酔か、局所麻酔に静脈麻酔を併用することが多いようです。
料金は手術の難易度によって差があります。15万~40万円程度は考えておいたほうがいいでしょう。
二の腕は脂肪がつきやすく、またダイエットなどでは簡単に落ちにくい部位。 脂肪吸引をすればきれいにスッキリとするので、なかなかダイエットに成功しないと悩む女性におすすめです。
さらに、二の腕は脂肪が少ない部位であるからこそ、比較的失敗リスクの低い部位だといわれています。ただし脂肪層と筋肉組織が近接しているため、特に医者の技術力を要する施術部位でもあります。
失敗リスクの軽減のためにも、医者選びは大事なこと。次のポイントに沿って、可能な限りの名医を選んでいきましょう。
二の腕の脂肪吸引を任せるなら、技術力の高い医師を選ばなくてはいけません。 技術力の高さはすなわち施術数の多さに比例しますので、できるだけ施術患者数が多い、実績のあるクリニックを選びましょう。
目安となるのは、二の腕の脂肪吸引が年間50例以上の施術数。 二の腕の脂肪のつき方は個人差が大きいため、多くの患者の施術をしている医師ほど個々のケースにあった施術ができる高度な技術力を養えます。
全体の脂肪吸引の施術数ではなく、あくまでも二の腕の施術数や患者数で比較して、実績が高い医師を選びましょう。
「弘法筆を選ばず」とはいいますが、難しい部位だからこそ、二の腕の脂肪吸引には最新の医療技術が必要です。
美容医療の分野は、日進月歩。最新の医療技術ほどリスクが少なく、美しい仕上がりを可能にしています。
医療器具も、新しいものほど時間の短縮や痛みの軽減を目指して開発されているもの。 新しい技術や機械を積極的に導入しているクリニックほど、脂肪吸引で体にかかる負担も軽く済むでしょう。
二の腕の脂肪吸引で一番大事なのは、全体のバランスがうまく取れることです。 いくら脂肪をたくさん除去できても不自然な仕上がりになっては元も子もありませんし、こればかりは後からは治せません。
こういった仕上がりの美しさは医師の技術力だけでなく、本人の造形技術にも大きく左右されます。
クリニックが公表している症例写真を参考に、自分の望む二の腕を作ってくれる名医を選びましょう。
脂肪の吸引量は医師が患部を確認し、カウンセリングを通して患者の希望を聞きながら決めます。
そのため、医師のカウンセリングが上手かによっても、施術後の満足度は左右されがち。自分の体に対する不満や美意識は、人それぞれで違います。
カウンセリングでそういった不安や希望をしっかり聞き出し、理解してくれる医師を選びましょう。
二の腕の脂肪吸引は、施術して終わりではありません。 術後のダウンタイムのケアや患部の経過観察も必要なので、クリニックとは意外と長いお付き合いになるのが一般的。
施術後の生活のアドバイスやケアをしっかり見てくれる医師ほど技術力に自信があり、信用度も高まります。
二の腕の脂肪吸引をお願いする医者を選ぶ際にはアフターサポートの充実度も確認して、名医を選んでいきましょう。
脂肪吸引は安全性が確立している、安心して受けることができる美容医療。 特に二の腕は内臓などの主要器官から離れているため危険性は少ないのですが、次のような失敗リスクもあることは十分承知しておきましょう。
実際に施術を受けてしまってからこういったトラブルが起きると、患者にはどうすることもできません。だからこそ大事なのが、名医選びです。
脂肪吸引が成功するか否かは、本人が施術や仕上がりにどれだけ満足できるかによって左右されがち。評判の良い医師を見つけても、そこで油断をしてはいけません。
目の前の医師が信頼に値する人物であるのか、自分の体のボディメイクを任せて良いのかチェックするのも大事です。
施術前のカウンセリングや診察を通して、さらに次の点も見極めてから、自分の二の腕を安心して任せる名医を選びましょう。
自分の大事な体を任せる相手に求めたいのは、医師としての良識。 患者の希望なら何でも聞いてしまうような、「イエスマン」ではいけません。
脂肪吸引を希望する患者にとっては、まず痩せることが第一。素人判断でできるだけたくさんの脂肪を取り除いて欲しいと考えるものですが、二の腕は脂肪の量が少ないからこそ、取り除く脂肪の量を医師が厳しく見極める必要があります。
大量の脂肪吸引はリスクが増大しますし、医師が正しい判断をしないと仕上がりが不自然になり、皮膚がたるんでしまうかも…。
安全意識がない医師の施術を受けるのは失敗のもとであり、危険です。 集客のために何でも受け入れてしまう医師ではなく、きちんと自分の意見を持っている名医を選びましょう。
脂肪吸引の仕上がりは、施術する医師の美的センスに左右されます。 特に二の腕の場合はある程度脂肪を残し、ふっくらとした丸みを残したほうが美しく見える部位。
ここで自分の技術力に走って脂肪を取り過ぎてしまうと、まるで爪楊枝のような仕上がりになってしまいます。
カウンセリングでは自分の希望を聞いてもらうだけでなく、医師がおすすめする吸引計画もしっかり尋ねておきましょう。
患者一人一人の体全体のバランスを考えながら、一番美しく見える二の腕を作ろうとしてくれる医師が理想です。
「ドクハラ」という言葉もありますが、患者に対して高圧的な態度をとる医師もいます。 なかには自分の技術力に自信をもつあまり、患者の希望を尊重できないケースも。
これではお互いに信頼関係が築けませんし、自分の納得のいく仕上がりにはならないことで、施術に失敗したと感じがち。
人間にはお互い相性というものがありますから、どれだけ肩書が優秀でも、自分にとってベストな名医であるとは限りません。
実際に話してみて、なんでも相談できる安心感のある医師を選びましょう。
特に初めての脂肪吸引には、何かと不安を感じるもの。 疑問や不安をぶつけても、迷惑がらずに誠実に答えてくれる名医を選びましょう。