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お腹

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人気のあるお腹の脂肪吸引について調べました。お腹の脂肪吸引の特徴、手術にかかる時間、費用、体験談などをまとめました。

脂肪吸引希望者数に人気が高い部位

お腹は、脂肪吸引の希望箇所の中でも人気の高い部位です。

お腹の脂肪吸引は範囲が広く、吸引したい量にもよりますが、ほとんどの場合、他の部位よりも手術は大掛かりになります。

お腹の脂肪は1カ所からの吸引では美しく取り除けません。吸引の際は左右の脇腹にカニューレを挿入するのが良いとされています。

ところが太いカニューレなどを使用すると、脇腹には傷跡が残ってしまいます。

よって、このような器具を使用する時は、傷跡が目立たないように、おヘソの穴やビキニラインからカニューレを挿入します。

ただ、この位置からお腹の脂肪を吸引するのは少し無理があり、仕上がりがデコボコになってしまったという例も少なくありません。お腹の脂肪吸引は、できれば脇腹から行ったほうがいいのです。

≪おすすめの脂肪吸引クリニック≫

手術時間とダウンタイム

手術時間は上腹部、下腹部、わき腹などで約2時間、それに腰を加えると約3時間はかかります。

そして、普段の生活を送れるようになるまでの時間のことをダウンタイムと言いますが、吸引範囲が広いお腹はダウンタイムも多めに準備しておくのが無難です。普段はあまり意識していないかもしれませんが、お腹は体を動かすコアな筋肉なので、何をするにも痛みを感じてしまうことが多いでしょう。

流れ

脂肪吸引手術のカウンセリングから手術までの期間はクリニックによって異なりますが、中には日帰りで実施しているところもあります。

しかし、脂肪吸引手術を受けてから状態が安定し、完成するまでには早くても3ヶ月程度かかります。経過には個人差がありますが、一般的な手術までの流れは次のとおりです。

  1. カウンセリング
  2. 体型の悩みや希望する吸引箇所の聞き取りを行う。施術方法の具体的な説明や、仕上がり、費用のことまで全体的な話をする。

  3. 申込み
  4. 説明に納得したら、申し込みをする。予約金を支払う。

  5. 術前の写真撮影
  6. 施術前後の体型を比較するため写真撮影を行う。

  7. 手術
  8. 麻酔後、数分で眠りに落ちる。

  9. 施術後
  10. 院内でしばらく休憩し、帰宅。

お腹の脂肪吸引のダウンタイムの特徴

  • 術後1週間は何気ない動作(寝返りや立ち上がり)がやりにくい
  • 手術後1週間は陰部までむくみが出ることがある
  • 手術後1ヶ月程度で細さが実感できるようになる
  • 手術後6ヶ月目まではお腹に硬さや凹凸を感じる
  • 仕上がりは早くても3カ月、人によっては半年から1年かかることもある

お腹周りの脂肪吸引の経過の目安(※個人差があります)

  • ~3日目
  • 痛みや腫れが強く出る。まだ脂肪吸引の効果は実感できないのに、普段と同じようには過ごせないのでストレスを感じる時期。

    見た目:圧迫をしたままなので脂肪吸引の効果を実感できない人が多い。

    痛み:痛み止めを使わないとつらいぐらいの痛みがある。痛み止めを使えば、いくらか痛みを和らげることができる。

    痛み:痛み止めを使わないとつらいぐらいの痛みがある。痛み止めを使えば、我慢できなくて仕方ないといったことはない。

  • ~1週間
  • まだ痛みや腫れを感じている時期。青あざも出てくる。

    見た目:手術した部分全体に青あざや腫れが出ている。腫れの程度に差があって、デコボコしている。

    痛み:少し痛みはひいている。痛み止めがあれば、ある程度楽に過ごすことができる。

    生活:圧迫がある生活に慣れ始めるが、寝た状態から起き上がるときや、椅子から立ち上がるときなど腹部に力が入るときは、力が入りにくい。

  • ~2週間
  • 痛み、腫れ、青あざが引いてくるのを感じる。脂肪吸引の効果はまだ実感できない。

    見た目:青あざが少しずつ薄くなってくる。早い人は細くなったのを感じることができるが、デコボコしているので不自然さを感じる。

    痛み:痛み止めがなくても過ごせるくらいの痛みになってくる。

    生活:痛み止めがなくても過ごせるくらいの痛みになってくる。

  • ~3週間
  • 痛み、腫れ、青あざの引きを実感できる。日によって調子のいい日と悪い日があるが、かなり経過も安定してくる。

    見た目:青あざや腫れは当初と比べると小さくなっている。お腹全体が硬くなって、つっぱり感がある。触るとデコボコがある。

    痛み:痛みも小さくなっている。

    生活:普段通りの生活を少し送れるようになっている。

  • ~4週間
  • 見た目:脂肪吸引の効果が現れ始める。つっぱり感は改善。デコボコも少し解消されている。

    痛み:痛みは当初よりなくなっている。

    生活:日常生活を送る上での問題はある程度解消されつつある。

  • ~5週間
  • 手術前よりも細くなったと、人から聞かれることがある。手術を受けた部分のつっぱり感はまだ残っているが、生活への支障はほとんどなくなる。

  • ~2か月
  • 見た目が手術直後より自然に近い状態になってくる。脂肪吸引を受けた部分と、その他の部分との皮膚の色に差が見られることがあり、その点が気になる可能性がある。

次に施術前の麻酔について、手術前に知っておくべきことについて詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

麻酔の種類

脂肪吸引に興味があっても、痛みが怖くてなかなか踏み切れないという人はいるかもしれません。手術中は麻酔を使っているので、痛みを感じることはありませんが、術後のダウンタイムは、痛みの度合いは個人差がありますが必ずあります。

脂肪吸引手術は、傷口は1センチほどでも、内部では広範囲の脂肪を吸引しているからです。しかし、不必要に怖がる必要はありません。不安なく手術を受けられるように正しい知識を身につけましょう。

お腹の脂肪吸引をする場合の麻酔は、局所麻酔、硬膜外麻酔、これらの麻酔と静脈麻酔の併用、全身麻酔など様々です。

局所麻酔について(起きている麻酔)

局所麻酔は歯の治療など、比較的簡単な手術で行われている麻酔の方法です。

麻酔薬を手術する箇所に打ち、一時的に感覚をなくし、痛みを感じないようにします。局所麻酔は、手術中は意識があります。

局所麻酔は、手術範囲全体に注入するものなので、脂肪吸引手術のように広範囲の脂肪を吸引する手術では大量の麻酔薬を注入することになります。麻酔薬を入れるスペースのない組織に液体を注入していくことになるため、中には絶叫するほど強い痛みを感じる人も。

そのため、多くのクリニックでは他の麻酔方法と併用するケースがほとんどです。

硬膜外麻酔(起きている麻酔)との併用

硬膜外麻酔は腹部や下半身の手術で採用される一般的な麻酔の方法です。

硬膜外麻酔は脊椎のまわりにある硬膜の近くに麻酔薬を注入します。硬膜外麻酔は狙ったエリアに麻酔を効かせることができるので、局所麻酔を施術範囲全体に注入しても過度な痛みを感じることはありません。

一方、硬膜外麻酔は局所麻酔の一種なので、手術は起きた状態で行われることになります。手術中は痛みはなくても、吸引されているような感覚が分かります。不安感が強い人は、寝ている状態で手術を受けることのできる静脈麻酔を選択するという方法があります。

静脈麻酔(寝ている麻酔)との併用

静脈麻酔は、眠った状態と痛みを感じにくい状態をつくることができます。点滴の針を刺すときの痛みはありますが、そのあとはほぼ眠った状態で手術を受けることができます。

費用の目安

お腹は、上腹部、下腹部、側部に部位が分かれています。脂肪吸引手術の費用は、手術部位と術式によって金額にバラツキがあります。たとえば身体への負担が少ないとされているベイザー法であれば、一部位20~30万円、全部位の場合は50~70万円程度が相場です。

脂肪吸引の気になる痛み

脂肪吸引手術には麻酔があるから痛みがないとは聞いていても、実際のところどうなのでしょうか。

手術中、当日の痛みと対策

手術中は麻酔が効いているため、痛みを感じることはほぼないでしょう。ただ、局所麻酔のみで手術を受けている場合は、脂肪の吸出しと同時に注入した局所麻酔薬も一緒に吸い出されてしまうので、手術の終わりが近づくと痛みが出てきます。

硬膜外麻酔や静脈麻酔を併用しているケースでは、手術が終わるまで痛みをほとんど感じることはないでしょう。硬膜外麻酔の場合は、脂肪吸引後に麻酔を追加することで痛みのコントロールが可能です。ただし、薬の効き目には個人差がありますし、どの麻酔方法でも麻酔が切れて2時間くらいはじっとしていても痛みを感じます。

対策は、手術直後は痛み止めの飲み薬を飲んでもほとんど効果はありません。麻酔が切れる前に痛み止めの注射や座薬を入れてもらうことで、麻酔が切れたあとの痛みを少なくすることができます。手術当日は、安静にしておきましょう。

1週間までの痛みと対策

脂肪吸引の痛みのピークは大体3日目までと言われています。動かなければ痛くないけれど、ちょっとでも動くと強い打撲のような痛みがあります。

4日目からは重い筋肉痛レベルになるので、その気になれば動くことも可能でしょう。

ただ施術部分を強く押す、激しい運動をした場合などは痛みや違和感を覚えることもあります。1ヶ月以上たつと、ほぼ通常の生活を送れるようになります。

手術を受けて1週間程度は薬を使いたいくらいの痛みが続きます。痛みを感じるときは、ためらわずに痛み止めを使いましょう。圧迫下着を使用すると、痛みが楽になるといわれているので、圧迫期間は使用するようにしてください。

手術当日は安静が望ましいですが、翌日からは無理のない範囲で体を動かす方が痛みは早めに引くといわれています。

痛みを比較的強く感じるのは1か月まで

痛みの感じ方は、人によってさまざまです。痛みのピークは術後3日間といわれていますが、10日後くらいから痛みの段階が移行するケースもあります。

脂肪吸引は、体内の脂肪細胞を外科的に取り除く手術。脂肪がなくなると体はケガのようなものと思って、壊れた部分を一生懸命に修復しようとするのです。これを「拘縮(こうしゅく)」といいます。

修復の過程では、つっぱりを感じたり表面から触ると硬く感じられたりすることもあります。歩くのがつらいと感じられるほどの痛みですが、圧縮タイツを履くといくらか痛みは軽減されます。

2週間を過ぎると、脂肪吸引の効果を体感できるようになります。しかし、拘縮のため日常生活の不便さはまだ残るでしょう。術後1か月経つころには、むくみは残っているものの、痛みはほぼ感じなくなります。

お腹まわりを脂肪吸引したみんなの声

脂肪吸引のリスクも分かったし、効果も分かったけれど、イマイチ踏み切れない。クリニック側の説明だけでなく、実際にお腹まわりの脂肪吸引を体験した人の声もみてみたいと思う人も多いのではないでしょうか。

良い口コミと悪い口コミの両方をみてみましょう。

良い口コミ

  • フォルムがすっきりしたので、みんなからやせたねと言われます。術後しばらくは拘縮もありましたが、今では元の柔らかさに戻り、まったく違和感がありません。
  • 以前よりいろいろな服を楽しめるようになっただけでなく、服のしめつけによるお腹の苦しさもなくなりました。経過もよく満足しています。次は腰と太ももに挑戦してみるつもりです。
  • 以前は運動しているのに痩せない体でした。脂肪吸引をしてみて、体のラインが全く変わりました。手術直後は痛みがつらかったですが、エステに行くよりも短期間で終わって楽ですし、ずっと悩むよりはよかったと思います。
  • 手術後6ヶ月目まではお腹に硬さや凹凸を感じる
  • 体の中で一番気になっていたお腹の脂肪が取れてスッキリしました。ダイエットもしているので、体重も4ヶ月で9キロ減っています。もっと早くに手術を受けていればよかったです。

悪い口コミ

  • 以前よりは細くなりましたが、変な段差やゆがみがあり理想のラインではありません。脂肪吸引はキレイなラインを作ってくれる病院を探した方がよいです。
  • 脂肪吸引の効果を持続するには生活改善が必要ですが、生活改善できる人はそもそも自力で痩せられるはずです。術後の苦しみは相当のものがあります。
  • 一か月経っても起き上がるのも一苦労という状態で、クリニックがいうほど早く普段通りの生活に戻ることはできませんでした。短い期間で戻れると思っていただけに、普通に戻るまで半年もかかるなら、ダイエットした方がよかったかもしれません。
  • 手術後6ヶ月目まではお腹に硬さや凹凸を感じる
  • 術後翌々日から仕事に復帰しましたが、体を動かす仕事なのでかなり辛かったです。術後1週間ほど経っても、痛みがあって歩くのも大変。寝ていても痛みがあるので病院に相談しましたが、痛み止めしか処方できないと言われました。どれくらいで痛みがおさまるのか心配でした。

総評

痛みの感じ方は人それぞれですが、術後1週間程度は痛みがつらかったという人は多いようです。圧迫をしていると痛みを少なくできるものの、夏場は蒸れやかゆみを感じることもあります。

脂肪吸引は決して安くはないので、これまで何をしても痩せられなかった人や、脂肪吸引することでこれまでの自分を変えたいという強い決意がある人にはおすすめできます。

クリニックは一か所だけでなく複数カウンセリングを受けて、デザインを含め自分に合ったところを見つけるのが満足度の高い施術につながります。

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